○○回目(隠すこともないけど・・・)、の誕生日を迎えたわたくし、ミエ・ペンドラーは、
今年も、よい、誕生日を迎えることができました。
まず、前日は、毎年のように、
ハンス・ルドルフに、”なぁー明日誕生日やねんけど・・・”と催促します。
今年、しかも、結婚後初の誕生日は、ルドルフ・・・出た!勘違い!
日付があんましわかってはらへんねんやろうね・・・とひらがなで読みにくく書いてみたり。。。
いや、ルドルフさんは、お仕事で頭の中いっぱいいっぱいになりはると
あまり、日付のこととか考えはらないのです。
結婚後すぐも、互いの領事館に届出をするとき、
電話が・・・・
で、1900・・・何年生まれやったっけ?
まー、いいねんけど、ね!
で、今回も、なんやしらん、金曜日ちゃうかったっけ?と言われ・・・
すいませーん、毎年金曜日が誕生日ちゃうとおもいますけどー。
そんなもんだったので、
急遽、前日の夕方に2人で買い物に行くことに・・・
私は、もーいいってー!今度いこ。とすねてみるも、
あかん、あかん、誕生日のプレゼント、なんもないのは、あかん!
それやったら、ちょっとは日付を意識してくださいませ。
ま、なんだかんだで、買い物に行き、服を買い、ルドルフの服も買い、
パリパリのピザを食べ、私は絵の教室へ、ルドルフはバンドの練習へと
向かったのでありました・・・。
で、当日。
ま、ふつーに起きて、ふつーにご飯食べて、
メールチェックし、仕事に行きました。
お店に着いて、バーバラ(店長)に、ハローと一言。
ハローと、バーバラ。
ニコッ!と私。
ニコッ!とバーバラ。
元気?と私。
元気よ、そっちは?とバーバラ。
週末はどうだった?と私。
よかったわー。久々にゆっくりできたし・・・とバーバラ。
おかしい・・・たぶん、バーバラは今日私が誕生日って事、忘れている。か、知らんか・・・
注:ドイツ人にとって、誕生日とは、とても重要な祝うべき日。それが家族であろうと、
仕事場の同僚であろうとも・・・
別に、ま、みんないつかは誕生日なんやし、と
言わないでおこうかなーと思ったけど、後で、何でゆうてくれへんのー!と
言われそうだったので、
言ってみました。
バーバラ、今日、私誕生日やねん。
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
と、予想以上の反応。
ごめーん!今日朝、美絵確か12月誕生日やったなー、いつなのか、日にち調べないと・・・
と、思ってたところ・・・ほんまに、もうー。ごめーん!
って、いいーって、そんな・・・
ハンス・ルドルフも、金曜日思ったはったし、母からも、あら、1日遅れたわね・・・と
メールきたし・・・。(ついさっき。)
でも、そんなバーバラからは、こんな素敵なものが!
素敵!
あるお客さんがこの花瓶を持ってきて、バーバラにアレンジしてほしいといわれた、
その過程を全部知っている私は、
あーこれー!これはー!と、きゃーぴ~状態に。
2人一致で、こういう形で、じゃ、この花でしょ。と、
アレンジししたもの。
めちゃ、きれいやなー。と、2人とも満足。お客さんも満足。
そんな、思い出深い作品を、私への誕生日プレゼントにしてくれたのです。
花瓶の注文、花の準備。
すべて考えていたのに、日にちだけ調べるのが遅すぎたのね・・・と
バーバラ。
だから、この作品は買い戻した物で、お客さんのお店にしばらく飾られていて、
それを、今度はバーバラが買い戻した形に。
でも、だから、思い出深かったりする~~~。
魔法、第二弾は・・・
いつも、お花の配達に来るハンスこと、私たちの取引先の仲卸業者のおっちゃんです。
私たちの周りには偶然ハンスが多く、
バーバラと話すときは、
美絵のハンス。
私たちのハンス。
カール・ハンスと3人の呼び方がそれぞれあるのです。
その私たちのハンスからは、これ!

これ、これは、バラ・Coburgです。
私の一番好きなバラ!
しかも20本!!!
きゃーハンスー!!!どーもありがとう!
初めて、強く、この時期に生まれててよかったー!と思いました。
だって、このバラは、イタリアからのやってくる、冬の間だけのバラだから・・・。
キャー!開いていくのが楽しみです!!!
そんな、2つのすごい魔法。
さらに・・・
もと同僚からは、バイエルン語の教科書が・・・・。
ドイツ語も、まだ勉強せなあかんのに、今度は、でた!バイエルン語!
ドイツ一の方言です。
日本語でいうなら、関西弁のようなもの・・・。
で、関西出身の私。
バイエルン語、習う・・・私。
今度試験するし~。と同僚たち。
やりますよ。頑張って!
と、こんなたくさんの魔法があった一日。
まだ、他にもあった!でも、今度また・・・。
家に帰って、ハンス・ルドルフに語る私・・・。
で、強く思ったこと。
ハンス・ルドルフなしでは、この魔法もなかっただろうな・・・
ほんまに・・・